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会社・職場を良くするコーチング:会社でのストレスと闘う武器【価値判断しない】

会社などで仕事をしていると、ストレスを避けることはできません
小さなストレスであっても、積み重なると心に大きな負担となります。
あなたはストレスと上手につき合うことができているでしょうか?
どうすれば社内のストレスをマネジメントできるでしょうか?

 

MさんはX社でミドルマネージャーをしています。
たびたび、Mさんは「至急、経営幹部向けに業務の説明資料を作る」ように指示を受けます。 Mさんは現場で業務に精通しているからです。
そこで、毎回PowerPointなどで資料を作っています。

Mさんの上司Aさんの細かなチェックを受けて、その上の部門長Bに提出したところまた細かな修正指示をもらいました。
Bさんの修正をして、上級管理職Cさんに資料を退出したところAさんやBさんの方針とは全く異なった修正指示が出されました。
至急で大幅な修正が必要となりました。
そのようなことはMさんにとって日常茶飯事なのです。

最近、Mさんは心の中で「もう、やっていられない! そんなの知らないよ。 最初からあなた方で話し合って、その結果を言ってくれればいいじゃないの。 あなたたちで勝手に作れば良いのに」とつぶやきながら仕事をするようになりました。

X社の中ではそんなことがあちこちで繰り返されています。
会社での労働時間が削られる中で、多くの人たちが「ウチでは生産性を上げるなんてムリ」と思うようになりました。

とりあえず、言われたことだけをする無気力な毎日です。

仕事の中で無理・不条理に直面し、ストレスを感じた時には正々堂々と「戦う」ことを推奨する方もいらっしゃいます。 そうやって話し合うことで合理的な解決策が見つかると意見です。
ただ会社組織の中で上司と戦ってしまうと、多くの場合に勝ち目はないでしょう
多くの会社では、上下関係が確立しているからです。

それでは、Mたちのような人はどうするべきなのでしょうか?
上司たちと戦うことなく、ムダ作業を減らし、生産性を上げ、自分たちを守ることを見つけなければなりません。

選択肢はケースバイケースで存在するはずですが、今回は「事前準備として価値判断を棚上げする」ことをご紹介したいと思います。
自分の置かれている状況や上司の能力・人格などについて、一時的に価値判断を停止することが重要なのです。
なぜならば、「もう、やっていられない!」と心の中でつぶやきながら考えを巡らせても「被害者モード」から抜け出すことができず、生産的な選択が出来ないからです

私たちは情報を受け取る時、いつも価値判断をしながら受け取っています。
過去の経験や学習から「良い・悪い」「上手・下手」「正・誤」を無意識に判断し続けています。
自分の価値観や自己認識の枠に囚われている以上、現状の悩みを打開する答えは見つからないのです。 (逆に、もし答えが見つかるのであれば悩むことはありません)

「もう、やっていられない!」と言う価値判断を脇に置いて考えることがどうしても必要なのです。
それによって、負の感情に影響されない答えが見つかります。

では、どうすれば「負の感情を脇に置く」ことができるでしょうか?

代表的なものは
 ・マインドフルネス
 ・身体を動かす
 ・相談する
ことです。

マインドフルネスブームによって欧米を中心に瞑想(Meditation)がビジネスの世界に導入されはじめました。  そもそも、瞑想は宗教的要素を別にすれば歴史的にも「心を見つめ直す技術」として存在するものです。
Googleなどの多くの大手企業が瞑想を取り入れて、成果を出していることが知られています。

心理的な工夫だけではなく身体を動かすにも気持ちをRebootさせる強い効果があります。
席を外して深呼吸やストレッチを熱心にしたり、散歩に出かけたりすることでヒートアップした頭をクールダウンすることは十分に可能です。

相談(対話)も効果的です。 特に、経験豊かで冷静な先輩やメンター、十分なトレーニングを受けたコーチと対話をすることで冷静に現状を把握することができます。 
何かに執着している感情を解放することが現代コーチングへの切実な要求になっています。

価値判断をやめて、冷静に正しく現象を見ることができればTPOにあわせた答えを自分で見つけることができます。 
答えの一番近くにいるのは当事者なのです。

生産的な答えを出すことで、あなたも、職場も、会社も生産的に行動することが出来るのです。

うつみ まさき
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
http://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
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