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ジュビロ ギレルメ選手にも知ってもらいたい感情コントロール。そしてリーダーシップ。
【怒り、感情コントロール、リーダーシップ、コーチング】

こんにちは。コーポレート・コーチの内海正樹です。
 私は、
  ・組織リーダーのみなさんへのコーチング(マインドセットのサポート)や、
  ・職場のみなさんへコミュニケーション・ファシリテーションなどのトレーニングを
 させて頂いています。

 リーダーのみなさんが感情を暴発させた時に、組織やプロジェクトが危機に陥ることは明らかです。
  しかし、その事実を直視しているリーダーは少数派ではないでしょうか。
  経験的には、特に「怒りの感情」をコントロールできないリーダーがあまりにも多いことに驚きます。

 (セルフ)コーチングによって、感情をコントロール出来たリーダーは多くの協力を得ることができることで、組織やプロジェクトを成功に導きます。
  現代において、感情のコントロールは必要不可欠な技術です。

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2017年5月2日に行なわれたサッカーJ1リーグ 横浜F・マリノス対ジュビロ磐田戦でジュビロ ギレルメ選手の暴力行為がニュースになりました。
 横浜F・マリノス 喜田拓也選手やスタッフに対して暴力行為を働いたのです。
  (https://www.soccer-king.jp/news/japan/jl/20180503/752317.html)

 ジュビロ 名波浩監督は「まずスポーツ選手があるまじき行為」と語っており、ギレルメ選手も公式HPで謝罪のコメントを発表しました。

 また名波監督はギレルメ選手について「時に感情をコントロールするのが難しい選手」と発言しています。

 子どもが楽しみにしているスポーツの場で暴力的な光景は見たくありません。
  今後、改善されることを祈っています。

ただ最近、スポーツの試合に限らず怒り感情の暴発に関するニュースが目立つようになりました。
 私たちの日常生活(たとえば、電車内、駅、街中、etc)だけではなく、毎日のように怒りの嵐が吹き荒れる職場も存在します。

 その嵐は、組織規模の大小に関係ありません。
  大鹿 靖明さんの「東芝の悲劇」(幻冬舎)他のドキュメンタリー作品によると、経営者が部下を罵倒する中で東芝が崩壊していく姿が描かれています。

 また人手不足と言われながら、入社3年以内に辞めた新卒社員の半数以上は
  「上司との良好なコミュニケーション不足が原因だった」
という調査が日本アンガーマネジメント協会から発表されています。

 どうすれば退職を回避できたと思うかとの質問にも、
  ・上司との良好な関係 28%
  ・(上司からの)適切な叱られ方 23%
 などが原因として紹介されています。
   (https://dot.asahi.com/wa/2017060200058.html?page=2)

終身雇用制が崩れた以上、リーダーが怒りの感情を暴発させていては組織の成長はおろか、維持も難しい時代になっています。

 その結果、現代のリーダーにとって
  怒りの感情をどのようにマネジメントするのか?
 は重要なテーマです。

 昔から知られるように、

  ・深呼吸をし、その後ゆっくり深く呼吸する
  ・全身の力を抜く(身体をリラックスさせる)

 は大変に効果的アプローチです。

 また、アンガーマネジメントなどの新しいアプローチも注目されています。
  (https://dot.asahi.com/wa/2018030100066.html?page=1)

 【上手な怒り方・6つのルール!】
  1.自分のリクエストをシンプルに、明確に伝える
  2.「あなた」ではなく、「私」を主語にして伝える
  3.過去の話題を持ち出さない。「前も」「いつも」はNGワード
  4.程度言葉で伝えず、6W3Hで具体的に伝える
  5.低いトーンでゆっくり話す
  6.その時々で言うことを変えない

 これは、怒りをコントロールするルーチンワークを身につけることを意味します。

ところで、「怒り」が習慣化されている方は脳に「瞬間怒りプログラム」がインストールされていると考えることができます。

 怒りは期待と異なる現実に直面した際に発生する感情のひとつです。

 習慣的な怒りは、ほぼ無意識(自動的)に表面化します。
  過去の経験から、怒ることで何かから自分を守り、「ポジティブな何か」を手に入れているのです。

 そこで、「ポジティブな何か」を見つけることには大きな意義があることが分かります。
  「何か」を手に入れることができれば、衝動的な怒りはコントロール可能になります。
  それは、怒る必要がなくなったと言っても良いかもしれません。

 深く内省をすることで「何か」を見つけることは、人格の成長に直結します。
  もちろん、リーダーはコーチやカウンセラーとの対話で「何か」を見つけることが効果的かもしれません。
 人間力を成長させることはリーダーシップの要です。

 【感情のコントロール】は、ストレスの多い環境に置かれているリーダーにとって福音です。
  多くの優秀なリーダーが感情のコントロールに失敗し、組織やプロジェクトに大きな被害を発生させています。

 リーダーの人間力を向上は、組織やプロジェクトにおける成功の鍵となるのです。

うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
http://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~