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日本版Newsweekに「中国崩壊本の崩壊カウントダウン」と言う記事が掲載されています。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2017/10/post-8772.php

中国経済崩壊を予測する書籍を約10年前からたびたび書店で見るようになりました。
中国に対する感情が悪化するとこれらの書籍は売れるようです。
一方、問題は抱えながらも中国経済は成長しています。
結果的に「崩壊本」も売り上げが落ちているそうです。

中国では政治と経済が一体となって、大きな戦略を実行しています。
一帯一路はそのシンボルですが、習近平さんがはじめて提唱したのは2013年です。
昭和の時代、戦後日本も官民一体で大きなビジョンを持って行動したようですが、平成になりそのような光景は全く目にしません。
人口・労働力・国内市場などの違いは大きいですが、だからこそビジョンがなければ国力は失速します。
大きなビジョン(目標)が大きなエネルギーを作ります。
政治家、経済人、研究者、技術者・技能者、一次産業従事者など、関係者が共有できるビジョンが必要でしょう。

今、私たちにできることは自分の活躍・生活する範囲の中で「大きなビジョン(目標)」を持つことです。

個人、組織もビジョンが大切です。
それが圧倒的な力を生み出します。
それが最終的に大きなビジョンに結びつくのです。(時間がかかることはしかたがありません)
たとえば、幼い子どものためには必死にがんばることができる人が多いのは、「子育ては大仕事」だと実感しているからです。
世間に流されず、達成感・喜びを感じる目標を持ちましょう。

うつみ まさき
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ

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