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生産性を上げるとは、初心に戻ること
【ビジョン、理念、成長、満足、コーポレート・コーチング】

こんにちは。
コーポレート・コーチの内海正樹です。
  私は、売上げや品質、そして従業員の達成感の向上、プロジェクトの成功を実現するためにコーポレート・コーチとして活動しています。
  組織の抱える問題、その核心は思考(マインド・セット、考え方)です。
  組織文化が積極的になれば、組織変革がはじまります。

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最近、多くの企業や組織の不正行為が報道されています。
 たとえば、大きな話題となったスルガ銀行の不正融資はその典型です。
  https://www.jiji.com/jc/v7?id=1808surugabk

  もともとスルガ銀行は官庁やメディアから「優れた地方銀行」と評価されていました。
  どこで大きく道を誤ってしまったのでしょうか。

会社や組織が問題を起こした場合、経営層や管理職の責任が追及されます。
 彼ら自身が問題の直接的な原因であることも珍しくありません。

 そして、「上司に指示をされたことに無条件に従う文化」が問題を深刻化させます。

 大企業の場合は、業務管理のプロセスが整備されています。
 問題が発生すると、業務プロセスは一層「厳格」、「詳細」に定義されます。
  結果として、業務を実行する負担が大きくなり、作業効率を低下させることもあります。

 組織文化が公明正大、自由闊達でなければ不正を防ぐことができないことは多くの企業不正で明らかです。

コーポレート・コーチとして組織のリーダーたちと接すると、明らかな経営判断の誤りからの陥る危機にはいくつかの特徴があることが分かります。
 たとえば、
   顧客のためにならなくても、上司の命令に盲従する文化
 を持つ組織では、従業員は「自分の頭で考える」ことをしません
 ~考えても無駄だと多くのキーパーソンが信じ込むようになるのです。~

 そして、責任感や当事者意識は間違った方向に暴走します。

 このような組織では「ビジョン」「理念」が絵空事、綺麗事になっています。
  企業や組織としての初心を忘れたと言っても良いでしょう。

 日々の業務の中で強いプレッシャーを感じているマネージャーや従業員は「目の前の指示された作業」を処理するだけで精一杯です。

 日々の行動をふり返り、ビジョンとの整合性を問うゆとりはありません。
  さらに言うならば、
   その仕事(作業)は、組織のビジョンに矛盾します
  と発言する人物は「危険人物」「面倒な人」と見なされます。

 この場合、コーチングは初心を思い出すことからはじまります。
  改めて、自分(と組織)にとっても目標・目的とは何かを決めるのです。
  「大切にしていること」は何かを思い出すのです。

  ・顧客と組織の利益となるのか?
  ・そこに達成感はあるのか?
  ・満足のある人生につながるのか?

 真剣に問い直すことになります。
  常に意識するからこそ、創造性が発揮され、モチベーションが高まります。

多くのリーダーやマネージャーは本質的には孤独です。
 孤立しやすいのです。
 身近に「味方」がいません。
 苦悩を打ち明ける人がいません。

 だからこそ、行動がビジョンから逸脱しても「無意識に無視」してしまいます。
  葛藤するゆとりを失うのです。

コーポレート・コーチは、孤独に悩むリーダーやマネージャーの味方です。
 人は「ビジョン」「理念」に立ち返ることができれば高いパフォーマンスを発揮します。

 コーポレート・コーチングを導入した会社が成長することには理由があります。

 意味のない作業が「価値を持たない」ことに気がつくからです。
  別の言い方で言うならば、顧客と組織の価値に集中できるのです。
  集中できれば生産性は上がります。

 組織の活性化、真の成長はこのようにはじまります。

うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1
サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~

 マインド・マネジメントへのステップとして
   ・リーダーのみなさんへのコーチング(マインドセットのサポート)や、
   ・組織メンバーのみなさんへの
    協調的交渉術のトレーニング
   ・プロジェクト・マネジメントのコンサルティング
  を実施しています。