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成功・成長する人と組織は「喜び」に向かって努力する
【成長する組織、衰退する組織、生産性、優秀な人材、コーチング】

こんにちは。
コーポレート・コーチの内海正樹です。
 人と組織が成功するためのサポートをしています。
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人は「喜び」に向かい努力をする時に成長・成功します。
 成長・成長している人が多く働く職場が生産性の高い職場です。
 指示されたことだけをしていては、成長・成功できるはずがありません。
 しかし、喜びを感じない職場で不毛な努力を続けている人はとても多いのです。

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2018年11月8日に経営危機に陥っていた東芝は自身を再生させる「「東芝 Next プラン」を公表しました。
 東芝、全社変革計画「東芝Nextプラン」を公表
  https://www.nikkei.com/article/DGXLRSP495289_Y8A101C1000000/

記者会見は、六本木ヒルズ内高級ホテル グランドハイアット東京のボールルーム(大宴会場)で行われました。
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東芝に限らず多くの「日本を代表する大企業」が問題を起こし、業績を悪化させています。
 たとえば、
 ・三菱自動車 リコール隠し
 ・オリンパス 損失隠し
 ・神戸製鋼 品質データ改ざん
 ・スルガ銀行 不正融資
などは大変に衝撃的なニュースでした。

 多くの人たちが、優秀な人材が集まっているはずの有名企業が腐敗・衰退することを不思議に感じています。
 〜なぜ、それまでに誰も歯止めをかけることができなかったのかと。〜

組織が衰退していくメカニズムには色々な要因が存在します。
 しかし、それらの会社・組織にはいくつかの共通的な特徴があるようです。

 その中でも典型的なもののひとつは
 ・現場で働く人たちが仕事に喜びを感じていない
 ことです。
 〜この特徴は、組織内にいれば分かりやすく把握することができます。〜

 とても優秀な人たちが、仕事をすることに喜びを感じることがなく、指示されたことの意味・意義もわからずに、「作業をこなしている」のです。
  前向きな気持ちになれないのは当然です。

「仕事はお金のためだけであり、喜びなどあるはずがない」と若い人たちでさえ考えていることもあります。

 喜びと言う言葉から「funny」「こっけい」「ばかばかしいおもしろさ」をイメージしているのかもしれません。

 しかし、「自分が成長する」「他の人に貢献する」「人から認められる」ことで喜びを感じることは当然です。
 そのような喜びが人を努力させる原動力になります。

 創意工夫が勝敗を決める現代のビジネスでは、「喜び」は人が努力するために必須です。

 〜「会社(上司)からの指示だから」「そのようなルールだから」と
  嫌々ながら仕事をしていては生産性が上がるはずもありません。〜

 〜創意工夫が不要のルーチンワークは
  近い将来に次々と機械化・自動化されて行くでしょう。〜

 タレントの伊集院光さんはNHKテレビの番組で、後輩芸人さんに対するアドバイスとして
  楽しい「やつ」しか良くない
  (楽しい方向への)努力は苦労ではない
  (楽しい方向しか)活路はない
 と言っているとお話をしていました。

 ビジネスパーソンも、タレントも、創意工夫と能力を発揮させるための「肝」は同じなのでしょう。

ところで、多くの教育や知的トレーニングを受けてきた人も、
 自分が何に喜びを感じるのか?
が分からなくなっていることは珍しくありません。
 〜そのようなことを考える機会はあまりないからです。〜

だからこそ時間を作り、しっかりと自分自身と対話をすることは大切です。
 今までの単なる延長線上で喜びや目的を探す必要はないのです。
 現状を維持することが正しい訳ではないのです。

 時間を作り、機会を作り、対話の場を作ることで自分を見つめ直すと良いでしょう。
  必要があれば、専門家と話をしても良いかもしれません。

 将来の自分を作り上げることに年齢は関係ありません。
  人を「幸せ」を目指して努力する生きものなのですから。

うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~

  人と組織の成功のため
   ・リーダーのみなさんへのコーチングや、
   ・組織メンバーのみなさんへの
    協調的交渉術のトレーニング
   ・プロジェクト・マネジメントのコンサルティング
  を実施しています。