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先日、あるプロジェクトリーダーさんから悩み相談をされました。
 プロジェクト(職場)のメンバーが「自分を信頼してくれない」、「指示したことに真面目に取り組んでいるように見えない」と言うのです。
 このような悩みを持つリーダーさんは、ますます増えているように思います。

その時、プロジェクトコンサルタント(コーポレート・コーチ)として私がコーチングしたのは、「本当の課題は何か?」に対する答えを見つけることでした。

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リーダーシップが発揮できないとの悩みは、多くのビジネスリーダーに共通するものです。

 ただ、「リーダーシップが発揮できている状態」を具体的にイメージできなければ、リーダーシップを発揮することはできません。
 例えば、リーダー像として
 ・織田信長をイメージしているのか?
 ・徳川家康をイメージしているのか?
 によって、具体的なアクションは全く異なります。

 自分は、「何になりたいのか?」を理解することは大切です。
 ところが、多くのビジネスリーダーはこの点が曖昧です。
  徳川家康的な能力を持った人が、織田信長になろうとしてもパフォーマンスが上がらないのは当たりです。
 しかし、ドラマや映画、そして職場の先輩などから「織田信長のイメージ」を強烈に刷り込まれていたらどうなるでしょうか?
 その「刷り込み」からひとりで解放されることはほとんどありません。
 先入観の引力は、私たちを強く強く拘束しています。

 「自分自身」と「自分の置かれた環境」を正しく理解する事が非常に大切です。
 スタート地点とゴール地点を最初に決めるのです。

プロジェクトコンサルタント(コーポレート・コーチ)はクライアントの皆さんと「本当に求められているゴールは何か?」を決めることからお仕事を始めます。
 だからこそ、コーチはビジネスのパフォーマンスを上げる、つまり成果を出す役に立つのです。

 心から納得できるゴールが決まれば、やり方(How)は見えてきます。
 ~「ゴールが見つかれば、半分は成功したようなもの」とは確かに名言です。~
 仕事上の目標は会社から与えられているのかもしれません。
 しかし、「与えられたゴール」を目の前にしても、多くの人達は努力をすることができません。
 ハイパフォーマンスを実現するゴールとは、自分にとって魅力のあるゴールです。
 そのゴールのために私たちは自然に行動できるのです。

 

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内海 正樹
(うつみ まさき)
プロジェクトコンサルタント(コーポレート・コーチ)
(株)イノベーション・ラボラトリ
~ひと桁上への成長のために~
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
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