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こんにちは。
 プロジェクトコンサルタントの内海正樹です。
 リーダーシップコミュニケーションとプロジェクトマネジメントなどを通じて、「ひと桁上の目標達成」をお手伝いしています。

多くの会社・職場のお手伝いをしていると
 打つ手がなく、焦燥感に駆られている組織が多いことに気がつきます。

例えば、優秀な人たちが働いているのに
 ・会社内の人間関係が良くない
 ・部門間で対立してしまい、足を引っ張り合う
 ・結果的に売上が下がり、退職者が増える
などの声を聞くことも珍しくありません。

●会社が儲かるために必要なもの

昔から、会社は

 ・人
 ・もの
 ・金

で決まると言われます。
 特に、今は「人」が最重要でしょう。

 「人」が活きるから、
  「もの」も「金」も活いるのです。
  そして、大切な情報も活きるのです。

しかし、多くの会社では「人」を活かすことに失敗しています。
 それは、現在会社で起きている多くの問題を見れば分かります。

 たとえば、社会的に大きな話題となった問題として「かんぽ生命」の不祥事。
 二ユースとして大きく取り上げられています。

 「3社長更迭」の“しっぽ切り”で、笑うのは誰か会的な大きな問題となった
 日本郵政の増田新社長「創立以来、最大の危機」、グループ幹部に訴え
 

 報道されている内容を見ると、制度的な問題と言うよりも組織マネジメントやリーダーシップの問題です。

 会社である以上、利益を追求するのは当然です。
 ただ、目的のために手段を選ばなくなっては会社としては失格です。
 会社が異常な状態にならないようにマネジメントすることは経営者の責任です。

 当時の経営者は離島にまで足を伸ばし、「現場との対話」を試みたと報道されています。
 しかし、お膳立てをされた「社長懇談会」で現場の実態が分かるはずがありません。
 現場の問題点は隠されてしまうからです。

 民間で活躍していた経営者ならば、そのようなことは「百も承知」のはずです。
  身の回りで、そのような事例は枚挙に暇がなかったでしょう。
 本気で組織の問題に取り組むつもりはなかったのではないかと疑われます。

 これは、必ずしもかんぽ生命に限ったことではない問題です。

●閉塞感の中で立ち往生する人たち

閉塞感にさいなまれた会社、成長が止まってしまった会社のマネージャーさんとお話をすると、
 ・どこから手をつければ良いか分からない
 ・何をすれば良いのか分からない
と言う声を耳にします。

 経営幹部のみなさんからは、「イノベーションを起こせ」と言われているけれど、暗中模索を続けていらっしゃるのですね。

 そのような時に、
 ・顧客の声を聞く(VOCが第一主義)
 ・キャッシュフロー経営に徹する
 ・業務プロセスを見直す
 などの対策を耳にします。

 もちろん、これらの対策は合理的で、正しい選択です。

 しかし、これらの選択(対策)だけでは効果が出ない時にはどうすれば良いのでしょうか?
 実際、空回りしてしまう会社はとても多いのです。

なぜ、会社を良くするための改善策が空回りするのでしょうか?
 多くの場合、働く「人」を意識した改善になっていないからです。

 働く人たち(従業員)が大きな「ストレス」や「不満」を抱えていては、「良い商品」「優れたサービス」があったとしても会社が衰退する(競争に負ける)のが今の時代です。

 これは会社の規模に関係がありません。
 有名な大企業の凋落を見れば、それが良く分かります。

●「人」を意識したマネジメント

「人」を意識したマネジメントと改善と言うと
 ・給料をアップする
 ・福利厚生制度を整える
 ・優秀な人材を採用する
などをイメージする方も多いと思います。

 しかし、これだけが改善策ではありません。
 もしこれらだけが改善策ならば、
  日本は体力にゆとりがある大企業以外は生き残ることができない国になってしまいます。

実は、経営者・リーダーにとって重要なことはコミュニケーションの改善することの大切さを知ることです。

 ・オレの言うことを黙って聞け
 ・オレに従え
 
 的なコミュニケーションが働く従業員の心を削り、会社をダメにしているのです。

 昭和の時代には通用した「上意下達コミュニケーション」は、完全に「古い」のです。
 上意下達と強いリーダーシップは違うものなのです。

 まずは、会社の中に「成果を出すための信頼関係」を作ることからはじめなくてはなりません。

●リーダーシップコミュニケーションとプロジェクトマネジメント

私たちは、リーダーシップコミュニケーションとプロジェクトマネジメントの技術を使い、これらの問題を解決してきました。

 特に、コミュニケーションの形を変えることで、会社内の信頼関係を再生させて来ました。
  会社が生き残りました。
 そして、会社・職場が生き残ったと言うよりも、新しく生まれ変わることができたと言った方が良いほどの成果を出してきました。

 コミュニケーションは、あまりにも身近なテーマです。
 身近すぎて、意識して考える機会がないのが当たり前です。
 しかし、身体に血液が流れなければ死を迎えるように
  コミュニケーション不全の会社は生き残ることができないのです。

 コミュニケーションを改善に必要なものは、会社を良くしたいと思う「情熱」だけです。

**ホームページから無料の個別相談を受け付けています。
  https://innovation-labo.com/

**コミュニケーションには、外的コミュニケーションと内的コミュニケーションが存在します。
 外的コミュニケーションは、対人関係に関係し、
 内的コミュニケーションは、考え方に関係します。

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内海 正樹
(うつみ まさき)
 プロジェクトコンサルタント(コーポレート・コーチ)
 工学博士
(株)イノベーション・ラボラトリ
~ひと桁上への成長のために~
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3?1?1 サンシャイン60 45階
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