日本方式の行き詰まり
日本企業は今や、大きな節目を迎えています。
戦後続いてきた高度経済成長、それから、そのあとの失われた20年。
会社・職場の改善活動をお手伝いしていると、職場には打つ手がないと言う閉塞感が漂っています。
・売上の減少した、品質が落ちている
・退職者の増加した
・モチベーションの低下している
などの声を頻繁に耳にします。
職場でのコミュニケーションが上手く行かず、意図を伝えることに失敗。
特に、この問題はテレワークなど職場環境が変化した時により一層深刻です。
時間の経過とともに、今までのコミュニケーションが通用しなくなって行くからです。
その結果、誤解が生まれ、上司、部下、同僚との人間関係が破綻して疲れ切ってしまう。
仕事の関係者に「モヤモヤ」が漂います。
それを解決する重要な技術のひとつは、(意外かもしれませんが)交渉術や会議ファシリテーション、コーチングなどのコミュニケーション技術を学び、実践することです。
たとえば、私はリーダーシップコミュニケーションのひとつとして「協調的交渉術」のコンサルティングやセミナー、トレーニングを行っています。
~協調的交渉術は、アメリカのコロンビア大学などで研究されたコンフリクトマネジメント(紛争解決学)の成果を交渉に応用したものです。~
協調的交渉術やコーチング、ファシリテーションを活用することで、会社や職場で業績がV字回復、個人で仕事の成績が急上昇など次々と成果が出ています。
時代についていけない人間のメンタル
世の中は不確実性なものです。それが、人々の心に重くのしかかっています。
社会、会社、そして人々は未来への不安を抱えています。
それはある意味、今の時代や体制、価値観が円熟しており、それ自体の意味に終わりが来ているのかもしれません。
でも、人間も直感的にバカではなく、それを20年、いやもっと前から感知していたのです。
それを打破する体制だって自分たちで実は作っているのをご存知ですか、たとえばインターネット。
地域からグローバルを一気にすすめることに成功しました。
そんなオープンな時代であるにもかかわらず、今こんなに閉塞感、危機感、不安感がでているのか
それは、私たち自身が、自分をコントロールできなくなってしまっているのです。
つまり、たとえば、日本では、護送船団方式、赤信号みんなでわたればこわくないのように、決して人前にたたず、いわゆる一般論とか、世間ではをいれて無責任な行動や言動をする社会になっています。
会社でもなにかしがみついて生きていく。会社にいくことが勤めと勘違いして、元来、報酬をもらうための成果をコミットしないとかそんな人ばかりになって、いわゆる未来を創造したり、導いたりしてくれる人材ができていない。いや人材教育さえもできていないのだと思います。
時代を導くリーダーの育成
スポーツでは最近やっとここに気づき、選手たちのメンタルトレーニングなどを行うことで世界に負けない精神を宿した選手たちが活躍始めたということも最近だと思います。
私はそんなメンタルがつよい人材を育てることを目的にこのイノベーションラボを始めました。
そして、ヒーローシップとブレイクスルーコーチング手法で未来を導く人材を輩出していきます