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マインドセットとイノベーション:あなたの「○○したい」はどのレベルですか?

コーチやコンサルタントはクライアントのみなさんが目標を達成することをお手伝いすることが仕事です。 つまり、クライアントのみなさんは「○○したい」と言う目標を持っていらっしゃるはずです。 しかし、実際にクライアントのみなさんとお話をしていると「あなたは本当に○○を実現したいのですか?」と疑問になることも珍しくありません。


実は、「○○したい」と言う気持ちには「種類」が存在します。
たとえば、「業務として上司から指示されたので○○したい」と言う目標設定が存在します。この「○○したい」と言う心の動きは外発的モチベーションによるものです。 一方で、「自分は○○することが喜び・楽しいので○○したい」と言う目標設定も存在します。こちらは内発的モチベーションと呼ばれています。 中長期的に考えた場合、内発的モチベーションを持って取り組むことで行動に継続性が維持され、大きな成果を出すことが可能になることは想像に難くないでしょう。 「上司に指示された仕事をする」ことは、自分にとって大切な目的を実現するための手段と捉えることができるならば当然生産性が高まるのです。
さて、日々みなさんは内発的モチベーションによってどの程度行動しているでしょうか?

どこかで内発的モチベーションに結びついている行動をする際には感情・身体的反応に影響が出ます。 ちょうど、梅干しを見るとつばが出るように「目標が達成された様子、その時の自分をイメージすれば心からワクワクする」のです。ですから、目標達成のために「無意識に一生懸命になる」ことが当たり前になります。誰かから強制された訳ではなく努力できますし、創意工夫しようと考えます。 これは条件反射のように、自然に反応するのです。
毎日の行動をふり返り、自分はどの程度内発的モチベーションで行動しているのかを確認しましょう。 それによって人生のQualityが決まります。

(注:目的・目標の作り方は改めて学ぶことに致しましょう)

うつみ まさき
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ

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