東京医科大入試で女子差別、問題の本質は常識の中に
【東京医大、女性差別、組織改善、スコトーマ、コーポレート・コーチング】
こんにちは。
コーポレート・コーチの内海正樹です。
私は、売上げや品質、そして従業員の達成感の向上を実現するためにコーポレート・コーチとして活動しています。
組織の抱える問題、その核心はマインド・セットです。
組織文化が積極的になれば、組織変革がはじまります。
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問題を解決するためには、現在とは異なる次元から問題を見直す必要があると言われます。
現在の常識の中に「問題の本質」が隠れているのです。
コーポレート・コーチングは、常識を解体する技術のひとつです。
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東京医科大が入試で女子受験生を一律減点していた問題が社会的に大きな注目を集めています。
減点によって女子の合格者数を3割以下に抑えようとしていたと言うのです。
もちろん、私立学校では試験の点数のみで入学者を決めている訳ではありません。
しかし、合否の理由が「性別」であると言う事実は多くの人にとっては衝撃的だったのではないでしょうか。
なぜ、女子の合格者を抑制したのか?
その理由は、
激務が続く医療現場では、女性(女医)は使いにくい
からと報道されています。
医学部は男子の合格者が多いことが常識です。
女子合格者の抑制は東京医科大学以外でも実施されていた可能性もあると指摘され、文部科学省は全国の医学部に調査を指示しました。
(実効性のある調査が実施されることを期待します)
一方、医療関係者などの間では女医の抑制を「仕方がない」「納得出来る」と感じる比率が高いとの報道もあります。
(https://www.asahi.com/articles/ASL884F1XL88UTIL017.html?ref=tw_asahi
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180808/k10011568421000.html)
医療現場の激務によって関係者が疲弊することは繰り返し報道されています。
女医の生産性は低いので、価値が低い
と言う閉塞感が医療現場を覆っていることが分かります。
本来であれば医療現場の問題点を改善することが重要なはずです。
しかし、現状を追認し、小手先の問題処理を繰り返す中で、多くの関係者が「諦め」てしまった結果です。
優れた頭脳を持った人たちが、進歩や改善を諦めてしまうのです。
この「諦め」は、医療現場や学校に限った現象ではありません。
たとえば、多くの企業にも「諦め」が蔓延しています。
閉鎖された組織内の常識が、社会との間に隔絶を作ってしまったのです。
社会とのコミュニケーションを失った企業は、市場から淘汰されてしまいます。
~企業の不正活動が次々と発覚するのは、その表れです。~
問題の本質は現場に存在します。
しかし、視野狭窄(狭くなった視野)に陥った現場では
・問題が問題として認知されない
・不正の存在が見過ごされる
ことが続いてしまうと、重篤な症状が出るまでは問題が表面化しないのです。
自分たちの常識に疑問を持つことは、会社・組織を再生されるために必須です。
視野を広げる、現実のシステム(仕組み)を俯瞰して見るためのマインド・マネジメント技術のひとつが
コーポレート・コーチングです。
・コーポレート・コーチとのコーチングによって
・コーポレート・コーチングによるセルフ・コーチングによって
先入観で見えなくなっていた問題点が見えるようになるからです。
コーポレート・コーチングの中心課題のひとつは、盲点(セルフ・スコトーマ)を取り払うことなのです。
盲点(セルフ・スコトーマ)がなくなれば、リソューション(解決策)が自然と見つかりやすくなるのです。
あなたの組織が閉塞感に覆われているのであれば、コーポレート・コーチングがお役に立つかもしれません。
うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~
マインド・マネジメントへのステップとして
・リーダーのみなさんへのコーチング(マインドセットのサポート)や、
・組織メンバーのみなさんへの
コミュニケーション/ファシリテーションなどのトレーニング
を実施しています。