生産性向上のため絶対に必要なこと
こんにちは。
コーポレート・コーチの内海正樹です。
個人と組織が目標達成するためのサポートをしています。
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多くの人たちが仕事で求めていることは生産性の向上です。
残業時間を減らし、成果を出し、自由な時間を作り出したいと考えています。
そのために必要なことは何でしょうか?
それは、時間測定です。
測定できないものは改善できません。
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新しくプロジェクト・リーダーやマネージャーになった方を対象にした
・グループコーチング
・パーソナルコーチングで
の場で、最も頻繁にテーマとなる話題は何でしょうか?
私のコーチングセッションでは、自分自身やプロジェクト・組織のパフォーマンス(生産性)を上げることが頻繁にテーマとなります。
たとえば、新任マネージャーは精神的なバランスを崩しやすいことが知られています。
多くの場合に「そのきっかけ」はパフォーマンスの高低に関係しています。
新任マネージャー・リーダーが自分(たち)の「目的」「夢」よりもパフォーマンスに関心を持つことは当然かもしれません。
自分やプロジェクト・組織のパフォーマンス向上のためにやるべきことは数多く存在します。
その中で疎かにされやすいのは
・成果(アウトプット)を出すためにはどんなステップを踏むか?
・そのステップを完了させるためにどの程度の時間が必要か?
を把握することです。
特に、時間の測定は
多くのマネジメントや改善の教科書で教えているにも関わらず、実行されません。
最近まで、多くの組織で
仕事が終わらなければ残業をして終わらせる
ことが当たり前でした。
ですから作業時間を測定することにあまり意味がなかったのかもしれません。
~これはホワイトカラー(頭脳労働)職場で顕著でした。~
そして、データを参考に考え・意志決定する習慣を持たない人も多いのです。
見える化ができなければ改善できません。
現在は「新しい作業」が次から次へと発生します。
多くの職場・プロジェクトで作業に習熟する時間的ゆとりがなくなっています。
作業時間を把握することや見積もりことは生産性を上げるためにはとても大切なのです。
そして、
・私たちの「だいたいこのくらいの時間」とイメージする時間(心理的時間)と、
・物理的な時間
には大きな差があることも珍しくありません。
~たとえば、好きなスポーツやゲームをしている時間はあっという間に過ぎていきます。
嫌い(苦手)な科目を勉強する時間は長く感じます。 ~
この差が色々なストレスを作り出します。
ストレスを意志決定の過ちを作り出します。
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多くの先人が成功法則として「時間測定」を上げているのに、多くのリーダーやマネージャーはなぜ作業時間を測定しないのでしょうか?
面倒だからでしょうか?
もちろん面倒には違いないのですが、それよりも
・やらされている感じ、押しつけられている感じ
・管理されている感じ
・評価されている感じ
がして、測定が嫌になってしまうのでしょう。
合理的な決定であったとしても、それだけでは人は納得できないこともあります。
パフォーマンスや生産性を上げても、多くの場合には働く人(たち)にはメリットがないように思えるのです。
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生産性向上のために時間を測定する時には、
自分(たち)に対してご褒美を出しましょう。
自分(個人)へのご褒美は、「帰りに一杯だけ飲む」「晩ご飯のおかずをひと品だけ増やす」などで良いのです。
チームへのご褒美は、たとえば「測定してくれたことへの労いのことば」でも良いのです。
チームで信頼関係が成立しているならば、心からの労いは大きなご褒美になります。
リーダーがチームメンバーの努力を労うことは当たり前です。
しかし、その当たり前が当たり前ではないチームがあまりにも多すぎます。
コミュニケーションが不足しているチームが多すぎます。
正しく見える化(可視化)できれば、生産性改善の道は半分まで到達したようなものです。
成功まではもう少しです。
うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~
人と組織の目標達成のため
・リーダーのみなさんへのコーチングや、
・組織メンバーのみなさんへの
協調的交渉術のトレーニング
・プロジェクト・マネジメントのコンサルティング
を行っています。