【コミュニケーション】:会社の売上をアップする意外な方法
こんにちは。
プロジェクトコンサルタントの内海正樹です。
コミュニケーションと業務プロセス・IT化の改善を通して、会社と個人の目標達成をお手伝いしています。
●会社の売上をアップさせたい
最近、多くの人たち(経営者、従業員、店長)が
景気は悪くなったと感じています。
直接にお話をしてみると、今までに経験したこともないような絶不調感を話される方も多いのです。
~これは個人の肌感覚だけではなく統計データなどでも分かります。~
内閣府、景気動向指数
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/di.html
日銀、短観
https://www.boj.or.jp/statistics/tk/yoshi/index.htm/
https://www.mizuho-ri.co.jp/publication/research/DI/index.html
●なぜか会社・職場が良くならない
まじめに仕事をしている、努力をしているのに成果が出ない。
そんな時、会社や自分(たち)の将来について悲観的に感じる人が多くなるのは無理もないことです。
しかし、多くの会社は色々な改善対策を講じてきました。
私は20年以上、IT業や製造業のコンサルティングをしてきました。
私が担当する前にも、クライアント会社の多くは改善活動をしていたのです。
特に、大手の会社では海外の大学から改善の方法論を学んだり、コンサルタントから最新の成功事例(ベンチマーク)を学んでいることが多かったのです。
たとえば、
IT化を進め、
人事制度を変更し、
科学的経営手法(データドリブンなマネジメント)を導入していたのです。
そのためには、多くの費用が必要になります。
さらに、会社内に新しい組織を作り、業務ルールや業務プロセスを変え、社員教育を行うことになります。
大変に大きな投資をした会社も存在しました。
それらが何も効果がなかった訳ではありませんが、期待した効果を出した事例は必ずしも多くないと思います。
(だからこそ、私たちが活動する必要があったのです。)
結局、それらの対策は
大きな成果を出すことなく、
業績の悪化や社長の交代と同時に忘れ去られてしまいました。
そして、ほとんどの経営幹部や管理職・従業員も
自分たちが変わることを諦めてしまったのです。
●会社を良くする意外な方法
ここで、私たちのコンサルティングで効果を出した会社には特徴があります。
それは、
会社内のコミュニケーションを変えたことです。
コミュニケーションの形を変えることで、会社内の信頼関係を作り替えることが出来た会社だけが再生に成功しました。
生き残りと言うよりも、新しく生まれ変わることができたのです。
多くの方は、それを「意外なこと」と感じるようです。
それは、「コミュニケーションを良くしましょう」と言うスローガンは
20世紀の昔から多くの会社で言われていたことだからではないでしょうか。
当たり前すぎて、驚きを感じるテーマではなかったのだと思います。
しかし、実はコミュニケーションを変えることに成功した会社は非常に少ないのが現実です。
多くの会社がコミュニケーション不全に悩んでいます。
・不毛な部門間や個人の対立
・結論の出ないダラダラと続く会議
・過去と同じことを繰り返す意志決定
これらを払拭できない会社がなんと多いことでしょう。
特に、歴史の長い会社が弊害に苦しんでいます。
年齢、性別、職種、職位などの違いが、
不毛な対立を引き起こし、会社の力を奪っているのです。
コミュニケーションを変えると言うと
言い方(言葉遣い)を変える
ことをイメージする方も多いと思います。
しかし、
本当の意味でコミュニケーションを変えるとは会社の文化・価値観を変えることです。
しかも、自然にそれらを良くすることに意味があるのです。
たとえば、コロンビア大学のモートン・ドイッチ(Morton Deutsch)は紛争・対立の研究から建設的なコミュニケーション方法を作り上げました。
https://en.wikipedia.org/wiki/Morton_Deutsch
https://icccr.tc.columbia.edu/
大学の中で研究された方法論が、現実の会社・職場を変えはじめています。
コミュニケーションの形を変えることで、会社内の信頼関係を作り替えることが出来た会社だけが再生に成功しました。
会社・職場の生き残りと言うよりも、新しく生まれ変わることができたと言っても良いでしょう。
コミュニケーションを変えること(改善すること)で、会社の売り上げが向上すると説明されても、最初は「良く理解できない」「ピンと来ない」のは当たり前のことです。
コミュニケーションは、あまりにも身近なテーマです。
身近すぎて、無意識のうちにコミュニケーションの全体像を把握できなくなっています。
しかし、コミュニケーションとは情報の流れそのものです。
情報は、会社にとって血液のようなものです。
血液が不足すれば、死に至ることは容易に理解できることではないでしょうか。
コミュニケーションの改善は、派手さがありません。
しかし、ITシステムの刷新や設備投資などと比べると、大きな費用は必要ありません。
必要なのは、会社を良くしたいと思う「情熱」だけです。
ある都内の製造業の会社では、
コミュニケーションの改善によって、1年半の間に利益率を約50%もアップさせることができました。
営業部門と技術部門のコミュニケーションを変えただけで、新しいサービスメニューを次々と創り出すことが可能になったからです。
コミュニケーションを改善し、マネジメントを改善することで会社の成果が変わります。
成果の中には、売り上げだけではなく、離職率や満足度のアップ、納期短縮など多くの「御利益」が含まれます。
多くの会社が成長・復活する鍵は、私たちの身近なところにあるのです。
**コミュニケーションには、外的コミュニケーションと内的コミュニケーションが存在します。
外的コミュニケーションは対人関係に関係し、
内的コミュニケーションは考え方・思考に関係します。
**ホームページから課題明確化のための
個別相談(無料)を受け付けています。
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内海 正樹
(うつみ まさき)
プロジェクトコンサルタント(コーポレート・コーチ)
工学博士
(株)イノベーション・ラボラトリ
~ひと桁上への成長のために~
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
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