こんにちは。
ハイパフォーマンスコンサルタント 工学博士の内海正樹です。
パーソナル・コンサルティング(パーソナル・コーチング)と交渉術(リーダーシップコミュニケーション)、プロジェクトマネジメントなどを通じて人と会社の「ひと桁上の目標達成」をお手伝いしています。
先行きが不透明な現在、人は「幸せ」「成功」「成長」を強く求めています。
また、多くの人は安定を目指しいています。
<< それを実現するための「パンドラの箱」が存在します。 >>
ただ、その「パンドラの箱」を開ける人は限られています。
今日は、その「パンドラの箱」のひとつをご紹介します。
それは、「意識(マインド・セット、考え方のパターン)」です。
それによって、人も会社も
成績・業績は驚くほどに大きく変わります。
(数字が約2倍になることもあります。)
●成功するための「パンドラの箱」
私は会社員や技術者の成績を向上させたり、職場の業績・品質をアップさせたりする仕事を20年以上担当してきました。
最近、目標達成のためにマインドセット(考え方)を科学的に変革させることに関心が集まっています。
それによって、IT活用や業務プロセス(段取り)の改善、プロジェクトマネジメントの改善などが劇的に進むからです。
そして、今まさに「働き方改革」「新しい働き方」が叫ばれています。
たとえば、「テレワーク」です。
相談をする相手、愚痴を言い合える仲間が周りにいない環境で、モチベーションが維持できない人も増えています。
競争の荒波に沈む人たちが増えています。
●モチベーションのアップダウン
実は、モチベーションが下がった時の対処方法は既に存在しています。
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たとえば、
やる気が出ない、自分はダメだと思ってしまう、意味が見出せない…。
仕事のネガティブ思考を変える方法
https://cancam.jp/archives/845664
では、
「失敗したらどうしよう」と恐れるよりも
「失敗してもそこから学べばいい」という見方に立ってみること。
などが提案されています。
上手に活用することができれば、大変に効果的なやり方です。
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ところで、周期的な「心のアップダウン」を経験している人も増えています。
時々やってくる心のダウン状態。
集中力ややる気が回復するまで仕事が手につかなくなってしまうのです。
その現象が深刻になったり、サイクルが短くなったり。
しかも、ただの「疲れ」とはちょっと違う。
そのような方に、私は「心の棚卸し」をお勧めします。
すでに、表面的な「心理技術」では対処できなくなっているからです。
●複雑な心の糸を解きほぐす
人は色々な経験を通してマインドセット(考え方)を作り上げます。
何(What)が「心をダウン」させているのかを知ることは大切(意味があること)です。
それと同時に、いつ(When)からそのように感じるようになったかを知ることが「心の成長」の観点では意味があるのです。
現象の原因を特定することは容易ではありません。
多くの出来事が複雑な関係性を持ちながら「現象」を創り出しているからです。
たとえば、
仕事の帰りに雨に降られ、濡れて帰って来た
とき、原因は
・傘を持っていなかった
・雨が降ってきた
・天気予報を見なかった
・etc.
など、何種類も存在します。
現実的に考えて、原因を特定し、対策を取るのは簡単なことではありません。
そこで、今の自分を作り上げるきっかけを知ることが大切なのです。
ほとんどの不安や不満には、無意識のうちに出来上がった「先入観」が関係しています。
ひとりひとりが持っている自分自身に対する強い肯定感が、心を安定化させます。
その力強いを肯定感に水を差すような「先入観」を誰でも持っているのです。
その「先入観」がいつ頃出来上がったのかを知ることで、「悩み」を解消する手がかりを見つけることができるかもしれません。
・40代の管理職が悩むきっかけは30代の現場の経験
・30代の中堅社員が悩むきっかけは学生時代の経験
・20代の学生が悩むきっかけは小中学校時代の経験
が強く影響しているのかもしれないのです。
このようにして「心の棚卸し」をすれば、「心のアップダウン」に対して仮に何かしらの心理技術を使う場合でも結果は違います。
ただし、「心の棚卸し」は絡み合った糸を解きほぐすように心を整理整頓することを意味します。
上手に行わなければ、逆に心が疲れ切ってしまいます。
それでは本末転倒です。
過去に、多くのリーダーたちが「座禅」「瞑想」などをしたのは、「心の棚卸し」ができるように心を鍛えるためだったのかもしれません。
しかし忙しい私たちは、なかなか「座禅」で心を整理し、研ぎ澄ますことはできないでしょう。
そこで、私は
心の調子が良い時に、「信頼できる第3者・友だち」と対話をすることを提案しています。
「思い出話」「昔話」をするのです。
感情が動くように話すのです。
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都内のある会社、中堅リーダーのパーソナルコンサルティング(コーチング)をしていた時のことです。
抱えている数多くのプロジェクトをどのようにハイパフォーマンス化するのをテーマにして、その会社では活動がはじまりました。
そのリーダーさんは大変に優秀な方でしたが、権限委譲に消極的になるのです。
新しい挑戦をする際には、「自分が主担当」になりたがります。
そんなことをしていては、多くのプロジェクトを抱える職場の運営はできません。
リーダーさんも、アファメーションなどを学び考え方を変えようとしていたのですが、どうしても考え方を変えることができなかったのです。
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アファメーション:
自分自身に対する肯定的な宣言のこと。
ポジティブな言葉を自分自身に語りかけ、あなたの人生に好ましい変化を起こすテクニック。
https://studyhacker.net/columns/affirmations-happy
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そこで、私はリーダーと思い出話(対話、質問、コーチング)をしました。
すると、
・高校時代に、テニス部部長として活躍していたこと
・3年生の大会初戦で敗退し、友人たちから強く批判され、傷ついたこと
・その時から、チーム戦での失敗に恐怖を覚えたこと
などが分かりました。
その記憶を思い出したことがきっかけとなり、チームマネジメントに対する考え方を改めることが可能になりました。
「高校生の自分」と「現在の自分」とは、異なる「力」を身につけていることが理解、得心(腹落ち)できたからです。
その後、部門の業績は大きく向上することになりました。
(約1.5倍になりました)
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コミュニケーションの形を変えることで、(会社内外の)人間関係やマインドセットを作り替えることが出来れば大きな成果を手に入れることができます。
会社・職場が生き残ると言うよりも、新しく生まれ変わると言っても良いでしょう。
そして、私たちの創造性が向上します。
コミュニケーションや交渉、モチベーションは、あまりにも身近なテーマです。
身近すぎて、意識して考える機会がないのが当たり前です。
しかし、それらは身体に流れる血液と同じなのです。
成功に必要なものは、多額の投資ではありません。
「熱意」です。
**ホームページから無料の個別相談を受け付けています。
https://innovation-labo.com/
**コミュニケーションには、外的コミュニケーションと内的コミュニケーションが存在します。
外的コミュニケーションは、対人関係に関係し
内的コミュニケーションは、考え方に関係します。
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内海 正樹
(うつみ まさき)
プロジェクトコンサルタント(コーポレート・コーチ)
工学博士
(東京経営者協会会員)
(株)イノベーション・ラボラトリ
~ひと桁上への成長のために~
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
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