売上げと品質をアップ、「恨み」をマネジメント
【否定的感情、肯定的感情、企業経営、コーポレート・コーチング】
こんにちは。
コーポレート・コーチの内海正樹です。
私は、売上げや品質、そして従業員の達成感の向上を実現するためにコーポレート・コーチとして活動しています。
組織の抱える問題、その核心はマインド・セット(思考様式)です。
組織文化が積極的になれば、組織変革がはじまります。
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現在、企業は定量的データをもとにした「科学的マネジメント(経営)」によって経営されている言われることがあります。
確かに、しばらく前には「ビッグデータ」がトレンドワードでした。
最近話題になっているAIも、その背景に存在するものは膨大なデータからの推論です。
MBA(Master of Business Administration、経営管理学修士)取得に熱意を持つビジネス・パーソンは、アメリカだけではなく日本にも多く存在します。
また技術者の中には会社業務が忙しいにも関わらず、大学院でMOT(Management of Technology、技術経営)を学ぶ人もいます。
しかし、現実の企業経営は経営者(リーダー)の「感情」が強く影響しています。
~多くの経済ニュースがそれを物語っています。~
感情は前向き(ポジティブ)なものだけではなく、嫉妬や嫌悪、妬みなどの否定的(ネガティブ)なものがあります。
この否定的な感情を今回は「恨み」と呼ぶことにします。
「恨み」はマネジメントに大きく影響しています。
経営陣(たとえば、会長と社長、父と子、財務と事業)に恨みをベースとした対立があることは珍しくありません。
「恨み」は大変に強い動機付け(モチベーション)要因なのです。
短期間であるならば、「爆発的なエネルギー」で人を動かします。
「爆発的なエネルギー」は、会社に業績を向上させることもあります。
しかし、「恨み」が中長期的に企業を成長させることはありません。
基本的に、「恨み」は破壊的衝動です。
次第に生産的活動を蝕んでいきます。
合理的に意志決定することが難しくなって行きます。
特に競争が激しく、市場変化の大きな現代社会では、「恨み」による悪影響は深刻です。
「恨み」は、急激に組織内へ蔓延します。
「恨み」は組織を腐敗、堕落させます。
「コンプライアンスや顧客の重視」は建前のひとつに貶められて行くのです。
合理的、かつ妥当な意志決定は「感情のマネジメント」を抜きにして語ることはできません。
しかし、感情の動きは無意識の中で動くものです。
自分ひとりでマネジメントすることが想像以上に難しいのです。
しかも、企業は「科学的マネジメント」で運営されている体裁を取っています。
「感情のマネジメント」のニーズが強いとは
「科学的マネジメント(経営)」が機能していないことをイメージさせます。
多くのリーダーは「感情のマネジメント」を生理的に嫌がります。
自分の弱さを認めることは出来ないのです。
組織での「典型的な感情のマネジメント技術」のひとつはコーポレート・コーチングと呼ばれています。
コーポレート・コーチングは
・自分の感情をマネジメントする技術
・他者の感情マネジメントを支援する技術
から成り立っています。
これからの不安定な時代、成長を続ける企業文化を創るためにはコーポレート・コーチングは重要なツールとなるでしょう。
うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~
マインド・マネジメントへのステップとして
・リーダーのみなさんへのコーチング(マインドセットのサポート)や、
・組織メンバーのみなさんへの
コミュニケーション/ファシリテーションなどのトレーニング
を実施しています。