影響力のある理想のリーダーとコーチ 老子の言葉
【リーダー、老子、コーチ、コーポレート・コーチング】
こんにちは。
コーポレート・コーチの内海正樹です。
私は、売上げや品質、そして従業員の達成感の向上を実現するためにコーポレート・コーチとして活動しています。
組織の抱える問題、その核心は思考(マインド・セット、考え方)です。
組織文化が積極的になれば、組織変革がはじまります。
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私はコーポレート・コーチとして、多くのマネージャーやリーダーをサポートしています
経験的に、多くのリーダーは「部下に影響力を及ぼしたい」と考えています。
実は、人に影響を及ぼす力はコーチやコンサルタントにとっても同じように重要です。
コンサルタントの中には、
成果が出ないのは、提案通りにクライアントが行動しないことが原因
と考える人もいます。
このタイプのコンサルタントが求めている影響力は、「説得力」です。
それは、時に「強制力」に変化することもあります。
しかし、上意下達の文化を持っている組織でさえ
トップ・ダウンだけで売り上げや品質などの「成果」を手に入れることは極めて難しい時代です。
業務命令が出れば、人はそれに無条件に従い、
熱心に努力するべきと信じている人もいますが、
その信念が中長期的に実現することはないのが現実です。
頭ごなし(上意下達)の指示・命令に
人は無意識に抵抗します。
現場に「形骸化」や「やったふり」「事なかれ主義」が蔓延します。
コンサルタント会社(ファーム)が提出する「優れた提案」でも事業会社で成果を出さない理由がここにあります。
「老子」の第十七章に、「信足らざれば、不信有り」とあります。
太上下知有之。其次親而譽之。其次畏之。
其次侮之。 信不足、焉有不信。
悠兮其貴言、功成事遂、百姓皆謂我自然。
ソフトウェア開発業界で有名な平鍋健児さんは、これを
人々に学び 人々と一緒に計画し
人々が持っているもので始め 人々が知っていることの上に築きなさい。
リーダーが真に優れていれば、 終わってみると 人々は口々にこういう
「自分たちの力でやり遂げた」と。
と説明しています。
人に影響を与える際のひとつの理想型です。
大きな成果が出た時に、
個人や組織が「自分たちの力でやり遂げた」と思えることは
コーチにとっても理想です。
個人や組織が依存を越え、自律化がはじまったからです。
ただ、ビジネスとしてコーチングやコンサルティングをしていると
自律化を恐れるコーチやコンサルタントが増えてしまいます。
~評価されなければ、ビジネスにはなりません。~
それでも私は老子の言葉を忘れずに、
クライアントのため努力したいと考えています。
うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~
マインド・マネジメントへのステップとして
・リーダーのみなさんへのコーチング(マインドセットのサポート)や、
・組織メンバーのみなさんへの
協調的交渉術/ファシリテーションなどのトレーニング
・プロジェクトマネジメントのコンサルティング
を実施しています。