マインドセットとイノベーション：創造性が本当に必要な時代へ
都市銀行がリストラクチャリングを進めるとのニュースが流れています。
銀行の大量採用の時代は終わろうとしています。
全体的に人手不足が続いていますが、必要とされる人材像はこれから急激に変わるでしょう。
産業構造は変化するからです。
忘れてはならないことは、銀行で最も重要であった業務がインターネットとAIの登場により変化を強いられていると言うことです。また、日本企業の特徴として末端・現場の変化が中枢の変化よりも急激です。
つまり、個人が進化・変容を続けない限り誰でも存在の危機に晒される時代になろうとしている自覚が必要になりました。
多くの人にとって自分の未来を企業・職場に任せることができなくなる時代が来たのです。
社会変革が順調に進まなければ大きな雇用不安が発生する可能性があります。
結果的により大きな格差社会となるかもしれませんが、逆に社会に大きなエネルギーを生むかもしれません。
個人も企業も変革が求められています。
それが実現できるリーダーが必要な時代です。
リーダーには、新しい価値を作り出す創造性が必要とされます。
今までと異なり「建前ではなく本当に必要」だからです。
過去からの延長線上に未来の計画ができない時代だからこそ、イノベーションの可能性が高まります。変化の小さな社会には変革や創造性は機能しません。
これからは変革の時代です。
うつみ まさき
コーポレート・コーチ
（株）イノベーション・ラボラトリ
