自己実現とイノベーション(変革):成長のためには積極的心構え
生きているほとんどの人は何かしらの悩みを抱えています。
そして、最近では悩みを解決することができず、悲劇的な結末を迎える事件もますます増えています。 悩みの内容は人それぞれでしょう。収入、職業、将来、人間関係、健康(病気)、育児・子育てと様々です。
社会人の場合には仕事・職場が悩みに関わる割合が多くなります。
「大切な家族」よりも職場の上司・部下と関わる時間の方が多い人は珍しくありません。今でも自分の存在価値を仕事に求める人が多い時代です。(だからこそ、仕事での挫折や困難が深刻な影響になる人が数多いのです)
ところで、それほど重要な仕事・職場であるにも関わらず、重要なことは人任せにしている方も珍しくありません。
・自分は雇われているだけで、決めるのは別の人です
・経営者・上司が決めるので、私はそれに従うだけです
・今までそのやり方で仕事をしてきたので、私がそれを変えることができません
これらの言葉は良く耳にします。 以前は違う考えを持っていたとしても、いつの間にか周囲の人と同じような考え方をすることが当たり前になったのでしょう。
でも、不満は充満しています。最終的には、職場に被害者意識を持つ人が溢れ、当事者意識を持つ人は少数派となるでしょう。
このような現状を変えるために、会社では経営改革を担当する部署を作ったり、業務ルールを変えたり、人事制度を変えることが増えています。特に、不祥事が発生したときには多くの会社で同様の作業がはじまります。 短期的に効果が上がることはあっても、中長期的に会社や社員が成長するケースをなかなか見つけることができません。
それは、行動の質が心(マインド・思考様式)で決まるからです。
社会心理学・組織心理学が教えるように、行動は心の働き(認知)に強く関係します。
先入観を持てば、現実を正しく理解することさえできません。
しかも多くの人が被害者意識を持つならば、職場に生産的な協調関係を作ることができません。 職場・会社を良くするためには、ひとりの社員がスーパーマン・スーパーウーマンであっても無意味です。 ほとんどの仕事は相互依存により生産性が決まります。
特定のひとりだけが幸せになる職場・会社は必ず腐敗します。
社員全員が幸せを感じ、満足し、自己実現できれば会社も個人も成長します。そうでなければ廃れます。
絶対に潰れないみんなが信じた大企業が危機に陥ります。
知識・技術・制度やシステムの向上と同時に全員が積極的な心構えを持つ職場が生き残る時代です。心を整える仕組みを個人も組織も持ち、成功を手に入れましょう。
うつみ まさき
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
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