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自己実現とイノベーション(変革):成果を出す、集中力を高める

コーチングをしていると「集中力不足」に問題意識を持つビジネスパーソンは増えているようです。また、多くのアンケート調査などから
 ・給料が上がらない
 ・疲れやすい
 ・仕事の達成感
などがビジネスパーソンの代表的な問題意識であることが分かります。これらも集中力に関わりのある悩みでしょう。
集中力を高めるとは、頭の中で仕事(作業)の段取りを作り、それを維持・実行することを意味します。 認知科学でワーキングメモリと呼ばれるエリアを利用します。
現代は、情報過多の時代です。情報量がワーキングメモリの限界以上となり、プチパニック状態が発生するために集中力が途切れてしまうのです。
では、どうすれば良いのでしょうか?
たとえば、過去のリーダーたちは茶道や座禅、剣道などで集中力・つまりワーキングメモリを強化しました。つまり、情報量(刺激)を抑えることで目の前の現実に集中する力を身につけたのです。


私たちも、まずは目の前の現実に集中しましょう。 「めんどう」「これから先がどうなるかわからない不安」などの気持ちを一度脇にどけること(そのように積極的に意識すること)がストレスを軽減し、ワーキングメモリ内の情報を整理することに役立つのです。 「自分は集中力を強化するために、情報の整理整頓をするぞ」と意識することが集中力強化には効果的です。無意識・無自覚な状態では、集中力を強化できません。
仕事に追われるビジネスパーソンが禅寺で修行することは容易ではありません。ただ、毎日の仕事のなかで集中力を高めることは可能です。その行為を意識化すれば良いのです。
  只管打坐
道元は座禅の極意をそのように伝えました。座禅の修行は座るだけではなく、日常生活の中にも存在します。

どうなるかは分からない将来の不安は頭の中から追い出して、優先順位をつけ、目の前の仕事に集中しましょう。 ハイパフォーマンスへの第一歩をスタートしましょう。

うつみ まさき
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
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