会社・職場を良くするコーチング:あなたの会社は今の人材で生き残れるのか?
超高齢社会と言う表現は世の中に定着しました。
確かに、多くの企業のオフィスでは40代〜50代の従業員でいっぱいです。
以前は毎年のように多くの新人が入社したが、今は採用難です。 「儲かっている有名な一部の会社」以外は採用活動が難しくなっています。
40代〜50代の従業員に活躍してもらうためにはどうすれば良いかは数年前から議論されていますが、必ずしも有効な手立てが見つかっていません。
日経ビジネスオンラインに
現実、企業は50歳以上を“使う”しかないのだ
http://business.nikkeibp.co.jp/atcl/opinion/15/200475/051900105/?s_cid=nbpbpn_mled_dml
と言う記事がアップされています。
「使うしかない」とは諸先輩に失礼な表現だと思いますが、会社の立場からするとそのように見えるのかもしれません。
しかし、単純に定年延長しても問題は解決しません。
たとえば、上記の記事でも
・身体能力や知的能力は予想以上に劣化しない
・ベテランと若手でタッグを組めば効果的
と述べられています。
しかし、それでベテラン従業員が30代当時の情熱を持って仕事に従事するでしょうか?
給料は下がってしまった
混雑した通勤電車で毎朝疲れる
年下の上司に「数字を上げろ」と叱責される
昨日と同じ今日、今日と同じ明日を過ごす変化のない毎日かもしれません。
収入がなくなっては困るでしょう。 ただ、情熱・熱意を持って業務に臨まなくても済む仕事ならば近い未来にはAI・RPAなどに代替されてしまうでしょう。
実はベテラン・若手に関係なく、多くの職場が深刻な課題を抱えています。
あるメーカーでベテラン技術者Aさんは「より良いもの」を作り上げるために毎日のように研鑽を積み重ねていて、毎日が楽しそうです。
一方で、隣のグループで仕事をする若手技術者Bさんは「仕事に達成感がない」とのことで月末に退職するのです。 ちなみに、課長はBさんの「苗字」は覚えていても「名前」は覚えていなかったそうです。 管理職層や人事部門はBさんが何を求めて就職し、何を目標にして会社内で努力をしていたのか最後まで確認していなかったのです。 (毎期目標管理面談が実施されていたとしても)
管理職のみなさんが従業員の将来に関心を持たない職場が急激に増えたようです。納期・期限に間に合わせる労働力以上のものではないとの認識なのでしょう。 ただ、それで中長期的に会社を成長させる人材は育成できるでしょうか?
働き方改革とは多様な働き方を認めることです。
それは、従業員を「代替可能な部品」のように認識していては不可能なのです。
従業員の個性を知り、必要に応じて成長を支援するからこそ、従業員の中から創造性の高い人材が育ちます。
個性とは「何に喜びを感じるか」です。 仕事の喜びは必ずしも「出世」や「収入」だけではありません。 「人からの感謝」、「顧客への貢献」など様々です。
閉塞感のある職場では、
その選択肢が存在しません
これからのリーダーは「人に関心を持たなければなりません」。
自分の価値観を押しつけるだけでは多様性が生まれないのです。 多様性がなければ変化に適用できません。
変化に適用できなければ、組織は成長できません。会社は生き残ることができないでしょう。
身近なところ、足もとから崩壊がはじまっているのです。
うつみ まさき
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
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