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会社・職場を良くするコーチング:真面目なあなたが嫌われる!?

あなたは職場の人やプロジェクトのメンバーとの関係に悩みはありませんか?

彼らはあなたに協力してくれるでしょうか? あなたが困った時に助けてくれるでしょうか?

コーチとして職場やプロジェクトに関わると、リーダーたちから「自分は真面目に仕事をしているのに協力してくれない」と言う不満・愚痴をたびたび耳にします。 「自分が困っていても誰も助けてくれない」と不満です。 自分ばかりに仕事が集中している、自分が多く残業して期限に間に合わせていると不満を感じる人は多いようです。 そして、「自分は人材に恵まれていないので、今の環境では実力が発揮できない」と訴える方もいます。 

あなたはそのような不満がないでしょうか?
もしそうであるならば、私の話に少しだけ耳を貸して下さい。
確かにあなたは人間関係に恵まれていないのかもしれません。
ただ、実はあなたの行動や表情が敵を作っているのかもしれません。

心理学には「ジョハリの窓」と言う自己分析のフレームが存在します。
自分自身を
 ・「自分」も「他人」も知っている自分
 ・「自分」は気がついていないが、「他人」は気がついている自分
 ・「自分」は知っているが、「他人」は知らない自分
 ・「自分」も「他人」も知らない自分
の4パターンに分類するフレームです。

あなたの行動や発言・表情などが、あなたの期待とは違う「あなたのイメージ」を作り上げています。 
あなたは常に友好的な態度で他人に接しているつもりかもしれません。 でも、他人にはあなたが敵対的態度(嫌な人、面倒くさい人)を取っているように見えているかもしれません。
コミュニケーションでは、「何を言っているのかより、どのように言っているのか」が大きく影響することもあります。 自分の表情やイントネーションは常に強く意識しなければ自分自身で分かりません。

自分が鏡をのぞく時には「無意識にお気に入りの表情を作っているものです」。 鏡に映る顔は普段のあなたとは違う顔です。 もしかすると他人からは「嫌な自分」が見えているのかもしれません。 もちろん、あなただけではなく他人にも「自分の知らない顔」が存在します。 人間関係で誤解が生じることは当たり前です。

それでは、どうすれば「他人から見えるあなた」を知ることができるでしょうか?
もちろん、自分自身のコミュニケーションスタイルや態度に注意を向けることは大切ですが、専門的にトレーニングを受け、技術が卓越しなければ、注意を向けるだけでは不十分です。

他人から意見を聞きたいところですが、強い信頼関係(ラポール)が存在しないと他人から本音を聞くことはできません。 また批判・否定的な評価を素直に受け入れることも難しいでしょう。

多くの日本の会社では、正式なルールとして360度評価を取り入れることには抵抗感が強いようです。(360度評価とは、上司・部下・同僚など関係する人たちから評価してもらう方法です。)
そこで、あなたがどのように見えているのかを簡単な無記名アンケート調査をすると良いでしょう。 特に、あなたがリーダー的に立場であれば「自分の成長のためです」と言う説明はしやすいと思いますし、そうでなかったとしても多くの職場では丁寧に説明すれば協力してくれる人は少なくないでしょう。 批判的なアンケート結果を見るとショックを受けるものですが、アンケート結果を真摯に受け止めて改善計画を作れば良いのです。 それによってあなたは加速的に成長が可能となります。 

人は知的・人格的に成長するものです。
それは「可塑性」と呼ばれています。
あなたが成長すれば、多あなたの人間関係も環境も変わります。
成長は幸せと成果を運んでくれるものなのです。

うつみ まさき
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
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〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
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