東芝、川重、財務省の新人はどのように夢を叶えるのか?
【やる気、モチベーション、変革、改善、コーチング】
若者が大きな目標を達成する鍵は、身近な小さい変化を起こすことです。
それが、大きなプロジェクトや組織を改善する鍵になります。
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2018年も4月となり、新年度に入りました。
昨年度に不祥事などで話題になった企業や官庁にも新入社員・新入職員を迎えました。
東芝、川崎重工、財務省などの入社式・入省式がニュースなっています。
たとえば、「困難な時期こそ企業も人も成長する。素直に学び、情熱を持って仕事をしてほしい」(東芝)、「社員一人一人が製品の安全性の重要さを再認識し、真面目にものづくりを行うことが重要だ」(川崎重工)との訓示があったそうです。
(https://mainichi.jp/articles/20180402/k00/00e/020/168000c)
(https://mainichi.jp/articles/20180402/ddf/041/040/014000c)
新人のみなさんの仕事に対する思いは色々でしょう。
「世の中を良くしたい」「社会に貢献したい」と考えている人もいるでしょう。
また、「安定した生活」を求めて就職した人もいるのかもしれません。
しかし例年、研修期間が終わり実際の仕事をはじめると
こんなはずではなかった
となる人が数多く出てきます。
中央官庁や大企業に限りませんが、「何を実行しようとしても、組織の中では思うように動くことができない現実」が存在します。
特に新しいことに挑戦しようとすると、前例主義が支配的な職場では「見えない障害」が行く手を塞ぎます。
挫折を繰り返す中で絶望する若者も出てくるかもしれません。
しかし、環境は自分で改革する必要があります。
たとえば、実力のあるお笑い芸人さんは「客が悪いから自分の笑いが理解されない」とは言いません。
「お客さんを笑わせる力」を身につける以外に選択肢はないのです。
特に、若手のみなさんにとっては「やる気(モチベーション)」が最も重要です。
知識や経験が少ない中で「やる気」が低下すれば、挑戦そのものが出来なくなってしまいます。
ではどうすれば、「やる気を高め」「行動を起こす」ことができるでしょうか?
その鍵は、
大きな目的と、小さな目標を設定する
ことです。
そもそも、やる気は個人的な感情です。
他人と比較するものではありません。
そして、身近な目標であればそこにリアリティーを感じることができます。
リアリティーを感じることができれば(絵空事でなくなれば)、行動することができます。
それが、環境を動かします。
自分に対する自信となります。
小さな変化の繰り返しが、劇的な結果を導きます。
大きなプロジェクトを成功させる鍵は、隣の部屋で仕事をする同僚と真剣に話し合うことかもしれません。
私が支援した多くのプロジェクトの変革も、そのようにして実現されました。
小さな行動を疎んじて、身動きできなくなっている人があまりにも多すぎます。
小さな怠惰が組織や社会に大きな影響を及ぼしています。
そして、情熱の火を消すことがないように仲間を持ちましょう。
自分を手助けし、導いく、コーチやメンターを持ちましょう。
ひとりだけでは消えてしまう情熱も、仲間がいれば消えることがありません。
目の前の小さな変化は、大きな目的へのマイルストーン(節目、通過点)です。
目の前の現実をひとつずつ変えて行きましょう。
小さな変化であれば、誰でも起こすことができます。
恐れる必要は全くないのです。
うつみ まさき コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
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