組織のねつ造はなぜ続くのか? (イノベーションを起こすために)
【品質管理不正、KYB、リーダーシップ、コーポレート・コーチング】
こんにちは。
コーポレート・コーチの内海正樹です。
売上げや品質、従業員の達成感の向上を実現するために活動しています。
組織成長の核心は思考様式(マインド・セット、考え方)です。
組織文化が積極的になれば、組織変革がはじまります。
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油圧機器メーカーのKYBが国の認定などに適合しない免震装置を出荷していた問題は、大きなニュースとなっています。
問題の出荷は、少なくとも2003年から続いていたとのことです。
多くのメーカーで発覚した品質管理不正と同様に、背景には短納期化のプレッシャーがあったようです。
今回の問題は、現場での会話から問題行動に気がついた従業員がいたことがきっかけと報じられています。
つまり、気づきが早ければもっと早期に問題が把握できた可能性が十分にあったはずです。
「気づき」がなかったことが問題をより一層深刻にしたのです。
短納期化やコストダウン、新しい競合他社(Competitor)の登場などビジネス環境が変化した場合には、それに対応するためのイノベーションが必要です。
イノベーションなしに「現場にしわ寄せ」が起これば大きな歪みが発生することは当然です。
そして、「変化することを望まない組織文化」を変えるためには変革のリーダーシップが必要です。
コーポレート・コーチングのポイントのひとつは、リーダーシップが発揮できる組織文化を創造することです。
イノベーション(変革)には、コーポレート・コーチングは効果的です。
~リーダーの味方となり、リーダーシップが発揮される環境作りを支援するのです。~
有能な人材が多く所属しながらイノベーションが起こらない組織を私は何回もコーチングしてきました。
それらの組織では、関係者のほぼ全員が「イノベーションが必要である」と発言します。
それにも関わらずイノベーションが起こらないのは、変化を避ける組織文化が存在するからです。
イノベーション(変革)のためには、知識や技術だけではなく組織文化を変える必要があるのです。
~リーダーたちのマインドセット(考え方)が変わることが重要です。~
リーダーシップは、経営層と現場の双方に必要です。
なぜならば、リーダーシップとは
・当事者意識
・関係者を巻き込む
・行動し、行動を促す
ことだからです。
コーポレート・コーチングの立場では、
変化しないことを重要と考える文化を変革するために、
「変わること」が自分にとってどのような意味を持つか、
その価値を確信することがスタートラインとなります。
自分にとっても価値や意味をはっきりと自覚した時に、モチベーションが上がるのです。
人を変える前に、自分の「リーダーとしてのあり方」が問われます。
リーダーたちが確信することで変化が起こります。
多くの組織、多くのリーダーが変革を望んでいます。
組織文化(組織のマインドセット)が成長を実現します。
うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~
組織文化とマインドセットのために、
・リーダーのみなさんへのコーチングや、
・組織メンバーのみなさんへの
協調的交渉術のトレーニング
・プロジェクト・マネジメントのコンサルティング
を実施しています。