リストラで崩壊 モチベーションが再生の鍵
【リストラ、モチベーション、組織崩壊、コーポレート・コーチング】
こんにちは。
コーポレート・コーチの内海正樹です。
売上げや品質、従業員の達成感の向上をサポートするために活動しています。
組織の意識が積極的になれば、大きな成長がはじまります。
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信頼されるリーダーのために人は努力します。
自分に関心を持たず、大切にしないリーダーや組織のためにがんばる人はいません。
コーチの仕事のひとつはそれに気がついてもらうことです。
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油圧機器メーカーのKYBが国の認定などに適合しない免震装置を出荷していた問題は、大きなニュースとなっています。
KYB、免震不適合70件公表 財務省や国交省でも
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36689550Z11C18A0000000/
問題の出荷は、少なくとも2003年から続いていたとのことです。
報道によると多くのメーカーで発覚した品質管理不正と同様に、背景には短納期化のプレッシャーがあったようです。
品筆管理不正のあった部品回収には多くの時間が必要で、業績の悪化が予想されます。
KYB不正、改修長期化 交換完了は最短20年9月
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO36666560Y8A011C1EA2000/
業績が悪化した会社、組織の多くは人員削減(リストラ)を切り札と考えます。
売上げを伸ばすよりも、固定費を下げる方が「簡単」だからです。
しかし、リストラによって組織文化や価値観、行動パターンが劣化することによるダメージをイメージ出来る経営者は少ないようです。
組織を再生させるためには、「多くの人の膨大な熱意(エネルギー)」が必要です。
機械化、IT/AI化による合理化は必要でしょう。
しかし、人の力と知恵がなければ組織再生はできません。
財務諸表が改善すれば、自動的に「人が前向きに仕事をする」ことにはならないのです。
結果的に、多くの組織が「縮小均衡」から「事業撤退」「組織解体」に追い込まれました。
人が行動するためには「理由」が必要です。
熱意を持ち、創意工夫をするためにはモチベーションが必要です。
もっとも大きなモチベーションは、「自分の身を守ること」です。
コーポレート・コーチとして私たちが行うことは、リーダーに
人を守る決意
を思い出してもらうことです。
人(従業員、プロジェクトメンバー、ステークホルダー)に関心を持った時、組織の生産性が急激に改善する兆しが見えはじめます。
人が「機能を持つ部品」から「仲間」になるからです。
組織文化が成果を創造します。
情熱がイノベーションを作るのです。
うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~
大きな成果を作るために
・リーダーのみなさんへのコーチングや、
・組織メンバーのみなさんへの
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・プロジェクト・マネジメントのコンサルティング
を実施しています。