Googleが見つけた、困難にチャレンジする人の作り方
【イノベーション、変革、積極性、成長、コーチング】
私がコーポレート・コーチとして組織の上級管理職のみなさんのお話を伺う時、
どうすれば部門のメンバーは仕事に挑戦的になるのか?
と言う話題になることは珍しくありません。
実は、その答えは科学的に解明されています。
「鍵」は、部門メンバーの「自主性」「自律性」です。
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私はコーポレート・コーチとして組織の上級管理職をご支援しています。
その際に、
どうすれば部門のメンバーは仕事に挑戦的になるのか?
は重要なテーマであり、頻繁に話題になります。
挑戦的とは、「前向き」「積極的」であると言うことです。
そして、新しいことにもチャレンジすることでしょう。
【多くの事業部門、技術部門で成長が止まり、今のままでは「厳しい」ことの表れです】
実は、その答えは科学的に解明されています。
部門メンバーが「自主性」「自律性」を持つことが成功への鍵なのです。
ただし、組織の上級管理職に
メンバーが「自主性」を持つ環境を作ってください。
それがあなたの仕事です。
と私から直接的に語ることはほとんどあまりありません。
そのひと言で、多くの上級管理職は何も考えず心を閉ざしてしまうでしょう。
時間がかかっても上級管理職のみなさんが内省し、心から納得できる機会を作るお手伝いをすることは多くのコーポレート・コーチ、ファシリテータ、コンサルタントにとって大切な責務になっています。
組織を成長させるために、部門メンバーを研修に送り込む管理職は珍しくないかもしれません。
・営業リーダーにシックスシグマを勉強させたり
(シックスシグマは米GEで成果を出したと言われる改善手法です)
・ソフトウェア開発リーダーをアジャイル手法研修に参加させたりします
(アジャイルは、全く新しいソフトウェアを作る場合の繰り返し型開発手法です)
シックスシグマもアジャイルも、非常に優れた手法です。
ただ、上級管理職が期待したような成果を出すことができるリーダーは限られています。
<【そこで、これから大変に参考となる記事をご紹介します。】>
「ハーバード・ビジネスレビュー」のWeb記事に
いまいる人材で 創造的なチームをつくる4つの方法
http://www.dhbr.net/articles/-/5288
が掲載されています。
この記事では、
米グーグルが「成功する開発チームは何が優れているのか?」を研究したことで知られる「プロジェクト・アリストテレス」や、マサチューセッツ工科大学とカーネギーメロン大学などの研究も参考としながら、イノベーティブな人物の育成について解説しています。
結論をまとめると、
・ミッション本位で雇う
メンバーが仕事に意義・価値を感じている
・心理的安全性を確保する
メンバーが報復や叱責を恐れずに、アイデアを表明できる
・多様性を重視する
見方や話し方、考え方が異なるメンバーを集める
・チームワークを尊重する
友好的で寛容な人間性を維持するチームメンバーである
と言う環境で、人はインベーションを実現すると言う結論です。
変革(イノベーション)は、職場環境が作り上げるのです。
会社・組織での仕事で「自主性」「自律性」を尊重するとは、この4つを実現することです。
この4つが実現できれば、多くの人と職場は「挑戦的になる」のです。
あなたの職場では何が実現できていて、何がこれからの目標でしょうか?
そして、これから何をしますか?
今後、課題を抱えた職場のみなさんがしっかりと検討する良い機会となることを祈っています。
うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
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