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リーダーシップとは人を巻き込むこと
〜ジョブズ信者が組織を壊す〜

こんにちは。
コーポレート・コーチの内海正樹です。
  私は、売上げや品質、そして従業員の達成感の向上を実現するためにコーポレート・コーチとして活動しています。
  組織の抱える問題、その核心は思考(マインド・セット、考え方)です。
  組織文化が積極的になれば、組織変革がはじまります。
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 多くのプロジェクトや職場でリーダーシップが求められています。
  では、「リーダーシップとは何」でしょうか?

 リーダーシップとは、
  ステークホルダー(利害関係者)を巻き込み、
   目標・ゴールを達成する力
 です。

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私が行っている企業向け研修の中でも、「リーダーシップ・トレーニング」には多くの受講者が集まります。
 そこで気がつくことは、現在でも多くの人たちが
  自分が目標とするリーダーシップイメージ(リーダーシップのロールモデル)として
  織田信長やスティーブ・ジョブズなどの名前を挙げることです。

 〜 強い指導力で、人をグイグイと引っ張る 〜

  そのようなリーダーになりたいと多くの人たちが考えているのでしょう。

 信長やジョブズは大きな成果を挙げました。
  だからこそ、彼らのような「強烈なやり方」が「自分が目指す成功事例」と考えるのだと思います。

しかし、信長信者やジョブズ信者がプロジェクトや職場を破綻させてしまうケースは珍しくありません。
 彼らは「高い能力を持つ人たち」「若く、能力のある人たち」から敬遠されてしまう傾向があるのです

 最も成功するリーダーとは「利害関係者(ステークホルダー)を巻き込む人」です

リーダーシップに対する期待は、ますます高まっています。
 そこで、多くのメディアがリーダーシップを取り上げています。

 たとえば、
  若手社員がさっさと会社を辞める理由、「何をやりたいのか」聞かないから?
   https://diamond.jp/articles/-/179300
 では、「オールドエリート」と「ニューエリート」との対比によって求められるリーダーシップが変わったことを説明しています。

 スピード感を持って成果を出すために、ニューエリートは
  ・自分たちや環境の変化を受け入れ
  ・オープンマインドで
  ・チーム内の信頼関係を作る
 ことが特徴であると説明しています。

 プロジェクトや職場の中で、
  リーダーが「経験」「知識」「能力」が最も優れている
 と言う幻想を捨てなくてはなりません。

 そして、権威によって人は操作できると言う迷信を捨てなければなりません。

現代は、
 メンバーが共感・合意できるビジョンやゴールを作り、それを伝えることで全員が情熱と努力・創意工夫を発揮できるようにすることがリーダーの仕事です。

  だからこそ、リーダーシップとは「巻き込む力」なのです。

 メンバーから
  リーダーは私たちの代表だ!
 と思われるので、大きな成果を創り出すことができます。

  リーダーが「権力の飼い犬」「自分たちに迷惑ばかりかける人」と思われた瞬間にリーダーシップは発揮できません。

 数年前にNLP(Neuro Linguistic Programing)などの心理技術をリーダーシップに活用し、メンバーをコントロールしようとする流れがありました。
 しかし、リーダーシップとは
  メンバーを支配し、自分の思うとおりに動かすこと
 ではないのです。
  (技術は使い方を間違えると効果を発揮しないばかりか、悪影響を出してしまいます)

日々、目の前の作業に追われるリーダーはそれを忘れ、目先の成果ばかりを追い求めがちです。
 目前の売り上げやコストダウンなどを追求するだけが自分の仕事であると勘違いをしてしまうのです。
  それほど、リーダーは日々強いプレッシャーを感じています。

 だからこそ、責任が大きくなればなるほどコーチによるサポートが生産性を高めます。
  コーポレート・コーチングの基本は
  ・「ビジョン」「目標」「ゴール」を作ること
  ・高い自己効用感(セルフ・エフィカシー)を維持すること
  です。

 コーポレート・コーチングにより、無意味なストレスを排除し、生産性を高めることが可能となります。
  リーダーの情熱がプロジェクトや職場に広がり、大きな成果を出すのです。

 理論は分かっても、実践にはサポートが必要です。

~無意識の習慣(行動)を改善するためには、サポートが必要です。~

 最近のテクノロジーやマネジメントの方法論を導入しても
  成果を出すことが出来なかった人たちが
  コーチやコーチングの導入で多くの成果を出す様子を
  私も繰り返し目にしています。

   売上げが○○%アップした。
   品質が△△%も良くなった。
  などが当たり前になって行きます。

 テクノロジーやマネジメント方法論が無意味なのではなく、
  それらが効果を発揮するためには、前提条件があるのです。
  人は「代替可能な機械」ではないのです。

 組織文化やマインド・セットは戦略に勝ります。
  マインド・セットが生産的になれば、生産性は大きく変わります。

うつみ まさき
(内海 正樹)
コーポレート・コーチ
(株)イノベーション・ラボラトリ
https://innovation-labo.com/
〒170-6045 東京都豊島区東池袋3−1−1 サンシャイン60 45階
~無料の個別相談をホームページから受け付けています~

 組織文化やマインド・セットマネジメントのため
   ・リーダーのみなさんへのコーチング(マインドセットのサポート)や、
   ・組織メンバーのみなさんへの     協調的交渉術/ファシリテーションなどのトレーニング
   ・プロジェクト・マネジメントのコンサルティング
  を実施しています。