【コスト削減】ムダなお金を使いたくないときのリーダーシップ発揮法
多くの企業経営者・上級管理職の皆さんの最近の悩みは
・無駄なお金は使いたくない！
・コストを削減したい！
です。
～もちろん、「売上を伸ばす」ことにも強い関心があるでしょう。
ただ、コストに対する意識はますます強くなっています。～
一方でコスト削減を徹底した結果、
・従業員・パートがやる気をなくし、
・会社・組織が活力を失う
と言うリスクがあります。
結果的に、会社が危機的な状態に追い込まれることも実は珍しくありません。
なぜ多くの経営者・上級管理職の皆さんがコスト削減に熱中するのでしょうか？
その理由はハッキリしています。
売上をアップさせ利益を確保するよりも、コスト削減の方が簡単で、確実だと考えているからです。
もっともな理由です。
銀行などの金融機関や税理士の先生などからコスト削減を強くアドバイスされることもあるかもしれません。
「(実は)不景気だ！」と多くの人が感じている時代です。
売上をアップさせる、新商品をヒットさせるなどはとても難しい時代です。
コスト削減は、やり方を間違えると現場の士気（モチベーション）に強く影響します。
従業員のやる気にはっきりとした影響が出てしまうのです。
コスト削減の推進は上意下達、トップダウンで行われることがほとんどです。
従業員にとっては、「現場を知らない本社からの横槍」と捉えられることも珍しくありません。
そして、場合によっては
使える予算がなくなったので、
目標達成ができなくても当たり前
と言う言い訳に繋がります。
現場の従業員にとっては、無駄なお金を使っているのは自分たちではなく「会社の偉い人たち」に見えることも多いのです。
では、どうすれば現場の士気（モチベーション）を落とさずにコスト削減ができるのでしょうか？
最も有効な方法は、
現場で削減する項目や
金額を主体的に決める
ことです。
「そんなことができれば苦労はしない！」
多くの経営者・上級管理職のみなさんはそのように仰ります。
しかし、それは可能です。
私(たち)はそのような事例に20年以上関わっています。
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これは、都内の会社の上級管理職Ａさんの事例です。
あるプロジェクトで大きなコスト削減が必要になりました。
しかも、納期延長は不可能だったのです。
大きなコスト削減は従業員のモチベーションダウンに繋がります。
Ａさんから相談を頂いた私は、現場からボトムアップでコスト削減を実現することを提案しました。
しかし、現場の従業員は自分たちの仕事に「ムダがある」とは考えていません。
また、それぞれの仕事は担当業務ごとに縦割りで決められていて、多くの従業員は全体の流れを理解している訳でもありません。
従業員たちはコスト削減で「自分の仕事に影響が出ること」を恐れています。
その結果、コスト削減のアイディアがなかなか出てきません。
コスト削減に抵抗すると言うよりも、アイディアが思い浮かばないのです。
このような時に必要なことは「リーダーシップ」です。
ここで言うリーダーシップとは、「関係者をまとめ上げる力」です。
そして、この時に必要な能力は
・聞き出す力と
・断片的情報をまとめ上げる力
です。
特に、「聞き出す力」は多くの人にとって重要です。
他の人と話をすることによって、考えを整理することが容易になります。
詳細に情報を得たいばかりに「話を聞く」のではなく、
・詰問する
・相手を責める
ようなコミュニケーションとなってしまっては全く意味がありません。
緊張感を作り出し、いつの間にか話題の焦点がずれてしまいます。
話を聞く力を練習してこなかった経営者・管理職はとても多いのです。
従業員・関係者と信頼関係が作れなければ組織を動かすことなどできません。
「聞き出す力」はマネジメントの中核、ないしは入り口なのです。
経営者や上級管理職の皆さんは、従業員の皆さんよりも広い領域の情報を待っています。
ですから、情報の断片に「相関関係」「因果関係」などを見つけることができるのです。
ある程度の経験を積むことで、
結論ありきでの議論は確実に減って行きます。
情報を集めることによって、「情報たちが答えを教えてくれる」と言う現象を目の当たりにする事でしょう。
Ａさんも、最初は戸惑いを見せていました。
しかし、私のパーソナルコンサルティングを受け、コミュニケーション能力を高め、当初は全く気がついていなかった無駄なコストを見つけ出すことができました。
このコスト削減で、無事にプロジェクトを成功させることができたのです。
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現在は顧客も社会も大きく変化しています。
残念ながら淘汰される会社も多いのですが、逆に急成長する会社も続々と登場しています。
私たちが提供できるリソースには制約がありますが、多くの経営者・管理職・従業員のみなさんが達成感と生きがいを持って仕事ができるお手伝いをしたいと考えています。
もし、コスト削減をはじめとするような会社と人の目標達成・成長に難しさを感じていらっしゃるようならば、是非一度課題明確化のための無料個別相談会にいらしてください。
課題が明確になれば、解決方法も見えてくるはずです。
「成長」「ゴール達成」は誰でも手に入れることができるのです。
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内海 正樹
(うつみ まさき)
プロジェクトコンサルタント(コーポレート・コーチ)
工学博士
（株）イノベーション・ラボラトリ
～ひと桁上への成長のために～
ホームページから無料の個別相談を受け付けています
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